私は、海と地球環境と気候変動の関わりについて研究をしています。

 

人類は、地球環境の保全を念頭において、環境と共生していく事を目指さなければなりません。地球環境問題や気候変動など、人類が直面する様々な問題に海は大きく関わっています。

 

海は、熱や物質を地球の隅々まで行き渡らせる「地球の大動脈」であり、また様々な物質を除去する「地球の大静脈」でもあります。この海こそが、人類も含めた生物にとって住み易い環境を作っているのです。

 

しかし、その仕組みは未だ分からないことだらけです。この謎に満ちた海を対象に、二酸化炭素、微量気体成分や栄養塩などを採取・分析・解析し、地球環境問題・気候変動に対する海洋の役割を明らかにしています。水の惑星、この神秘な海についてはまだまだわからないことがたくさんあります。今、大気海洋化学が必要とされています。

 

海の表層から深海まで、そして、全地球規模からオホーツク海・北極海・南極海までの空間規模で、炭素循環・窒素循環に関わる統合的研究を行っているのは日本ではここだけと自負しています。化学的手法をもって地球系システムを解き明かすことは、エキサイティングで意義ある学問です。

 

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※大学院生募集:海の世界を研究してみませんか? 未知なる知の水平線へ出かけましょう。

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【新着・お知らせ】

2018.06.04

日本海洋学会ブレースルー研究会が「未来の海洋学の土台作りに挑戦中」

クラウドファンディング「研究船の上で、海洋学の魅力を若者に届けたい!」を始めました。

7/27日までに100万円が目標です。集まった寄付で、「船の上で海を学ぼう2018」を実行する予定です。どうぞお力をお貸し下さい。皆さんのお知り合いにもどうぞお知らせください。

https://academist-cf.com/projects/67

 

2018.04.17

学術論文が受理されました。

Kubo A., Tanabe K., Suzuki G., Ito Y., Ishimaru T., Kasamatsu-Takasawa N., Tsumune D., Mizuno T., Watanabe Y. W. ,  Arakawa H.,  Kanda J.: Radioactive cesium concentrations of coastal suspended matter after the Fukushima nuclear accident. Marine Pollution Bulletin, accepted. (福島原発事故由来の沿岸懸濁物質のセシウムの挙動を論じた論文)

 

2018.04.02

日本学術振興会・科学研究費補助金:基盤研究(A)が採択されました。

●2018~2020年度:
「海洋炭酸系物質の時空間高解像度マッピング技術の南大洋への展開」

研究代表:渡辺豊  

 

2018.03.30

学術論文が受理されました。

Ikeda M., Tanaka S.S., Watanabe Y.W. : Circulation patterns in the Arctic Ocean derived by geochemical data. Journal of Oceanography, accepted.

(化学トレーサーに用いた北極海の水塊構造と循環を定量的に論じた論文)

 

2018.03.30

3月に博士号を取得した「李勃豊さん」が「2017年度・笹川科学研究・奨励賞」を受賞しました。

 

2017.10.23

日本海洋学会ブレイクスルー研究会(PBT)
海洋学の見える化:動画 続々更新中

 

2017.10.17

日本海洋学会ブレイクスルー研究会(PBT)が

Facebookを始めました。私もそのメンバーです。

 

北大・工学部3年・須賀俊文さんが、私の話をもとに、北大広報誌プリズム(CoSTEP)に「めぐる深海、太陽のめぐみ」と題して、童話の挿絵のような素敵な絵と文章を書いてくれました。